古高松地区
コミュニティ協議会について
古高松地区は、高松市の東部の北よりに位置し、南東から東に山地が続き、中央部から北と西は平地となります。この地域は新川と春日川によって形作られ、その歴史は高松郷として栄えた時代に遡ります。
古高松地区が古高松と呼ばれ始めたのは、生駒親正が大阪夏の陣の後に現在の高松市中心部に高松城(現在の玉藻城)を築城しその周辺を高松と称したことに由来します。新旧の高松を区別するために当地区は古高松と呼ばれ始めました。現在は「ふるたかまつ」を「古高松」と書きますが、昔は「旧高松」と書いていました。
現在この地区は、高松町・新田町、・春日町の三町から成り立ち、高松市のベッドタウンとして現在では約10,000世帯(人口約21,000人)を超える大きな地区として成長しました。
そして、古高松地区コミュニティ協議会が2003年9月17日に設立され、自らのまちづくりを実践するための活動を開始しました。コミュニティセンターの建設を含む様々な地域活動の拠点づくりに約1年半をかけて討議を重ね、地域の将来像や課題に対する取り組みを策定しました。
「安全安心のまちづくり」という基本目標の下、以下の4つの基本方針を定めました。
1. 地域活性化:地域の魅力を高めるための活動を推進し、住民の絆を深めることで活力あるまちづくりを目指します。
2. 生涯学習と青少年の育成:すべての世代が学び続け、互いに支え合うコミュニティを形成します。
3. 健康と福祉の促進:住民が健康で豊かな生活を送れるよう、福祉の向上を図ります。
4. 防災意識の強化と安全の確保:災害に強く安全な地域を実現するため、防災意識の向上と安全対策を進めます。
また、地域公共交通の拠点であるJR屋島駅の活性化を図るための取り組みも重要な一環です。住民が主体となり、鉄道事業者の協力を得て、JR屋島駅周辺の活性化に向けた活動を展開しています。
さらに、東南海・南海地震への備えとして、防災に関する基本方針や施策、実施計画を全面的に見直しています。これは、地域の安全と危機管理能力の向上を図るための重要なステップです。
地域の住民と行政の協力のもと、安全で安心なまちづくりを目指し、地域の絆を深め、世代を超えたコミュニティの形成に取り組んでいます。